田邊健史の「義人感謙」

2017年から作成。個人の動き、書き留めたいことをこちらでツラツラいきます。義人感謙とは、私が、大切にしたい「義理」「人情」「感謝」「謙虚」の頭文字を取った造語です。

姉の旅立ちを見送る

姉が、旅立った。42歳。

多発性硬化症を、今から17年前、26歳の時に発症。

多発性硬化症

最近よく聞く「多発性硬化症」ってどんな病気?|健康・医療|NIKKEI STYLE

 

多発性硬化症は、進行を遅らせることしか手立てがないことが分かった時の本人の心情を考えると。。しかし、当事者の家族も同じように悩み、苦しんだような17年。

後半の6年以上は、延命措置を続けながらの日々。
見舞いをしながら、「生きるとは何か」を何度も考えさせられました。

一番近い身内のこういう経験が初めてなので、こういう時に、いつ、どういう振る舞いをするべきか、経験豊富な「兄」から色々学びました。

 

・遺族となる人の生前中の心の準備
・喪主の親が、話をすると、こんな風になるのか
・葬儀の手続き、って亡くなってから準備するのって、しんどい
・いなくなってみてから、「え、そんなことあったの?」と親戚から聞く事実
・火葬された後の骨って、思っている以上に軽い
などなど、経験して学びました。

17年間、見守った家族、親戚を含めて周りの方に改めて感謝をしながら。

「家族」、「親族」など、残された人たちの気持ちというのを実感した数日でした。