田邊健史の「義人感謙」

2017年から作成。個人の動き、書き留めたいことをこちらでツラツラいきます。義人感謙とは、私が、大切にしたい「義理」「人情」「感謝」「謙虚」の頭文字を取った造語です。

視察をキッカケに、礼儀とは何かを考える

標題のキッカケとして、こんなことを思うことが最近ありました。

「この視察を受けないといけない義理はどこにあるのか」

相手の指示で2時間拘束されて、一体何なんじゃ。と不思議な気分でいっぱいでした。

その理由として
・何を聴きたいのか、質問を依頼しても当日になってもまとまっていない。
・事前に誰も何も調べてこないので、前提から話す事になる。
・講座運営について知りたいと言いながら、現状何をしているのか教えてくれない。(答えられない?)
・アドバイスをすると、「いや、うちとは違うから難しい」(それ、前提ですよね?)

Why? Youは何しにフミコムへ!

と心の中では叫んでました。

同僚が書いた記事には
「可能性を狭めるのは思い込み」というタイトルで。。

m.facebook.com

↑投稿みれない人のために共有。

「新しい人がとりこめない」
「どう企画したらいいのかわからない」

こういう悩みを持つ方は多いと思う。
かく言う私も日々格闘はしているけれど。

一度「こうせねばならない」を取り外してみるのが一番。

「そもそもなんでこれをやってるんだっけ」
「現状どうなってるんだっけ」
「どういう状態を目指してるんだっけ」

だとしたら何をすべきなのか、それを実現するためにはどうしたらいいのか。

そのためには圧倒的なインプット量必要。

そして前提を疑うこと。

50人来ても一人も行動変容がない企画なのか、
来たのは10人でも2人に行動変容があった企画なのか、

とすると、成果指標は「参加人数」なのか。

私は幸いにして中間支援の仕事の経験が浅いので、固定観念がない。
「こうあるべきだ」ではなく、社会の変化に合わせていかに柔軟にこちらも変えていけるか。

思うんです。逆に私たちがこんなことしたら
「え、あの視察で来たところ?酷かったなぁあれ。時間の無駄」って言われると思います。。

視察を受け入れる方の気持ちって考えたことあるんだろうか。普通はこうですよね。
自分たちの知見・ノウハウを生かしてお互いに成長したい。
(相手から問いをもらうことで、自分たちの活動の見直し、整理にもつながる)

 

というわけで、次に同様に怒らないようにするため
視察をキッカケに礼儀を考えてみたいと思います。 

「視察」とは何かを考える時には、「見学」との比較があるようです。

kokugoryokuup.com

端的に引用すると

「視察」は、実際の様子を見極めるために行います。

一方で、「見学」は、学んだり知識をつけるために行うのです。

なるほど。そうか。
今まで視察として受けていたのは、全部見学だったんだ!
なーんだ。。。 。。。 。。。 で良いのか?

Why Japanese people!!!厚切りジェイソン風)

心の中で叫びました。あースッキリした。いやいやいや違うぞ。
これじゃ、怒りに任せただけなので、一端落ち着こう。
ヒーヒーフー、ヒーヒーフー。。

 

さて、礼儀についてが本意だったので気を取り直して。。

minnkane.com

まぁ、詳細はリンク先に譲るとして、私なりには2点。

・相手にされたら嫌な事はしないように心がける
  (もし、してしまったと思ったら素直に謝る)

・相手が今後も関係性を持ちたくなる対応に努める
  (言動・行動を含めて)

だと思っています。

 

それを反映させて、私が視察に行くときに行っていることを振り返ってみます。
いつも出来ている、と自信持って言えない時もあるので、懺悔・自戒の念を込めて整理しました。

視察に行く、という前に

1.そもそも自分たちは何を目指したいのかを熟慮する
2.先進的に行っているところがあれば、先方のサイト、報告書などで徹底的に先進だと思う所を調べる。必要な情報があれば視察の必要が無い。
3.視察をすることで、判断基準に参考になる情報が得られそうだと感じた時点で、視察を検討始める。
4.一人なのか、誰かを同席させるかを検討。組織内で行くことで何が得られるのかを協議のうえ、視察目的、質問内容を整理。

ですかね。。。

え、このぐらい普通じゃないんですか。。。

視察調整時

1.連絡前に、最適な視察時間を考えて、日程候補を洗い出しておく。
2.連絡時に、何を聴きたいか目的・質問事項・謝礼の有無を整理して伝える。
3.先方と最適な担当者、適正時間を相手と確認。
4.日程が決まったら、事前にこちらの質問内容、同席者を改めて送り、自団体の資料を送っておく。(見てもらえる保証はないので印刷等、見せられる状態にしておく)

え、そういうもんじゃないんですか。。

視察時

1.今日の目的と同席者の紹介を短く最初に伝え、要点を改めて伝える。
2.質問をする前に、自団体の状況を補足レベルで紹介。
3.聞いた内容を自団体で取り入れるならば、という視点で質問。
4.分からない点は素直に聴くことで相手の気付きを促すことになると思って勇気をもって聴く(ここから本音がボロボロ出てくることアリ)
5.今後の展望も聴きながら「今後も何かあったら情報交換しましょう」等と相手にとってもためになったと思われる視察になるように配慮する。

視察後

1.御礼メール等で、対応してくれたことの感謝を伝える。可能な限り早く。
2.何が得られたのか、内部で報告
3.そして団体の運営に生かす!(←え、ココですよね??)
4.反映した成果などがあれば報告する。

 

。。。。。

とまぁ、書き連ねてみました。何に私はエネルギーを使っているんでしょう。
多分、社会に役立つためだと信じて。。。。

 

P.S.
初めて来た、ヤフーロッジで書いてました。超集中できる。最高っす!

lodge.yahoo.co.jp